- ブログを始めてみたけど文章の書き方がイマイチわからない
- 商品の紹介ってこんな書き方でいいのかな…?
- Webライティングって聞いたことはあるけど、どうやって勉強すればいいの?
そんなブログ初心者のあなたに有益なアドバイスをくれる1冊をご紹介します。
1時間わかるWebライティング (ふくだたみこ、さかたみちこ著)
1,100円(税込み)
本書の構成
この本は以下のような構成でWebライティングについて丁寧に解説されています。
- 1章:なぜWebライティングが重要なのか?
- 2章:正しい文を書く
- 3章:読みやすい文を書く
- 4章:わかりやすい文を書く
- 5章:伝わりやすい文を書く
- 6章:心を動かす文を書く
- 7章:集客につながる文を書く
- 8章:効率的に速く書く
一見退屈そうに見えるかもしれませんが、有益な情報がギュッとつまっています。その中からいくつかピックアップしてご紹介します。
1章~3章
・読み手にとってWebコンテンツは「気軽にみられるもの」
本書より引用
・「読者はそもそもWebの文章を最初から最後まで読もうとは思っていない」
と考えた方が賢明
といったように、序盤の3章までは「Webの文章は読まれにくいもの」と教えてくれます。同じような内容を書き方を変えて何度も書いてくれているのでより重要であることが伝わってきます。
調べ物をしているとき、検索結果からタイトルを見て「これだ!」と思ってページを開いた。けれど、ページを開いた瞬間に「何か違う」と思ってページを閉じてしまったことはありませんか?その「何か違う」を読み手に感じさせない解決策として
・ファーストビューをどう使うかが重要
本書より引用
・第一印象で好かれるレイアウト、見やすさの工夫をするように心がけよう
と提案してくれています。
4章~6章
「最後まで読ませるために、わかりやすい文を書く必要がある」
前のパートから引き続き「読んでもらう」ことが大前提であると教え、そのためのアプローチ方法が紹介されています。
・ターゲットを明確にする
本書から引用
・主語と述語を近くに置く
さらに、伝わりやすい文を書くためのライティングテクニックがいくつか解説されています。
・ゴールを決めるところから始めてほしい
本書から引用
・序論、本論、結論の三部構成
ブログ初心者にとってこのパートで紹介されているテクニックは、「言われてみれば確かにそうだな」と納得させられると同時に「知らないと使えないな」と思わされるものが多いはずです。それぞれ見開き1ページ程度の解説なのですが、こういうテクニックがあると知るだけでも本書を手に取る価値があると思います。
7章~8章
終盤では、SEOの基本やキーワードプランナーなどのツールが紹介されています。「ブログを始めてみたけどまだ手探り状態だよ」という方は、中盤で紹介されているテクニックと併せて意識していきたい部分になります。
おわりに
本書の裏表紙に
Q. 1時間で本当にわかるの?
とあります。
私のAnswerは、
1時間で読めるし、有益な情報が多い
題名に嘘偽りなしです。
- サクっと読めてわかりやすい
- ブログ初心者にとって有益な情報が多い
繰り返しになりますが、本書はこれにつきます。「ブログでどんな風に文章を書いていいかイマイチわからない…」という方に自信をもっておすすめできる1冊です。
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